たえの5年分の婚活奮闘記

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【婚活体験記】32歳のとき婚活パーティーで出会った10歳年下のRくん(前編)

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美人かブスか?と言われれば、どちらかというと後者の方がまだ言われたことがあるかなというくらい、中の中。パッとしない私

しかしそんな私に唯一、長所と言えるべきものが探せばあったことに気がつきました。

それは「若さ」です。

32歳で若いとは言えないんじゃないの?と即座に突っ込まれることでしょうが、ここでいう若さは正真正銘の年齢の話ではなく「見た目年齢」のこと。いわゆる若見えです。

パッと見で若く見られることが、異常に多かったのは婚活でも武器と言えたのかもしれません。

ですが、今回はその若見えにより、婚活パーティーの酸いも甘いも嚙み分けた話

10歳も年下のRくんとの出会いと、その顛末について語っていきます。

 

出会い即恋の予感

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婚活パーティーにも慣れた頃です。婚活に慣れてきた人ならおわかりだと思いますが、パーティー会場に訪れる人ってザ・婚活的な男性ばかりなんですよね。失礼な話ではありますが、心ときめくイメメンとかはほとんどいないわけです。先ほどのザ・婚活の中でも一番いいかなと思える人を選んで、その方の番号を書いてカップリングかカップリングしないか、という感じで毎回機械じみた作業が続くわけでなんですね。

当然、今日も冷めた感じでプロフィールカードの記入に勤しんでいると、ふと目の前に座ったイケメン。イケメン

イケメン

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そうなんです。おそらく10人いたら10人ともイケメンというくらいのイケメンが目の前の席に座ったんです。

婚活パーティーではこんな風に稀ではありますが、ザ・婚活ではない男性とも遭遇することがあります。

プロフィールカードを書く手も集中できないほど、なんだかそわそわして心落ち着かない気持ちを抑えつつ、今日を逃してなるものか。目の前に座ったのだからスタートダッシュだけは誰よりも早いんだ。そんな婚活の素人を脱したばかりの私は、ちょうどいい気合いに満ち溢れていました。

すると、なんとさらに斜め後ろ側にも、ザ・ではない男性が座り、即座に色めき立った私。(五感をフルに使うとはっきりと対面していなくても好みの男性かどうかわかる、無駄な特技

 

同年齢のクセありイケメンか、10歳年下の好青年か

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さて、見出しの通りだとすると、あなたはこの究極の選択、どちらを選びますか?

先ほど手前に座ったイケメンですが、パーティーが始まり、実際に会話をしてみると言葉の端々にツンケンした感じがあり、なんとなく性格悪そうだと感じました。

ここで性格悪そうだと感じるということは、普段はもっと雑なのかもしれません。

一方、イケメンどは落ちるものの、会話が弾み、笑顔がキュートな22歳の若すぎる青年です

もちろん相手に選んでもらえるとは限らず、選んでもらえない確率の方が高いわけですが、「え〜どうしよう?!」と婚活パーティーで希望の番号を記入するのは、

自由です

また、このときの私は年齢32歳で、婚活市場の売り出しとしてはギリギリの年齢であったこと。そして、見た目が異常に若く見られることで、気に入ってもらえる年齢幅がかなり広く、ちょっとばかりは自信があったのです。

婚活パーティーでは希望の番号を5名以上は選べる(無理に選ぶ必要はありません)のですが、第一希望欄に二人のどちらを書くかで迷ってしまった私

すでに、婚活難民時代に片足突っ込んでいる状態とは知らずに、選ぶ余裕があると思い込んでいたのですから片腹痛い話です。

しかし、悩むのもまた自由。

悩んだ末に、10歳年下の好青年を第一希望欄へ記入しました。

そして第一希望が通って、なんとカップリングしてしまった!

......これが私をさらに調子に乗らせてしまったわけですね、はい。

 

婚活パーティーの帰り道の様子とは

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婚活パーティーカップリングすると、司会進行役よりカップリングした男性と女性の場号が「3番の女性と7番の男性」と言った感じで、高々とマイクで読み上げられます。

カップリングしなかった男女が蜘蛛の子を散らすように解散していく様子を横目で見ながら、少し時間を置いて、会場入り口で待つお相手男性の元に足早に駆け寄り、女性が軽く会釈をするというのが通例です。

「駅まで一緒に行きませんか?」という彼からの問いかけに対し、はにかんだ笑顔なんか見せたりして、ちょっと気色悪い私。

ちなみに今回の婚活パーティーで出会った10歳年下のR君は、塾の講師をしており、教科は英語。また留学経験があり、中国語も喋ることができました。

文系男子にめっぽう弱い私。

駅までの短い距離を離しながら、ふと切ない思いが胸をよぎったのです。

それは恋愛経験がそこそこあるからこそ感じる「あ、私、このひと好きになる」という感覚。

そして、「始まりがあれば終わりがくる」という別れの予感からくるものでした。

婚活なんだから、終わりが来るのをそもそも想像するのはよくないのですが、婚活というよりかは、どちらかというと恋愛の出会いに近かった、のではないかと解釈しています。

 

後半に続きます。