たえの5年分の婚活奮闘記

たえの5年分の婚活奮闘記

【婚活体験談】婚活パーティーでの失敗… カップリングした39歳のNさんと初めてのデート

小太りで顔も全然タイプじゃないNさんと婚活パーティーカップリング。

接骨院の経営者ということで、手に職はあり。

しかも私の家の近くに開業したばかりということで、話が盛り上がりました。

後日メールのやり取りから、Nさんからデートに誘われ、

当日は、ショッピングセンターの駐車場に待ち合わせをしました。(地方なのでお互い車持ち)

 

「デートは男のしごと」

と、どこかで聞いたことがあったため、私は当然ノープラン。

でも、そもそも当日までどこか行きたいところありませんか?とも特に聞かれませんでした。

 

「じゃあ、行きましょうか!」Nさんははなんだかやけに声が大きく、張り切っている様子。

私は声が小さく、「元気なさそうだけど大丈夫?」と心配されるたちなんですが、

普通に元気あるのに、大丈夫なんて何回も言われると、逆ギレするタイプです。

 

なので、婚活で「はきはきとしたタイプが好き」や「挨拶がきちんとできる人がタイプ」なんて(挨拶はしますが、聞こえないと言われそう)

 相手男性から言われたら、ないなと思います。

 なので耳がよくて、気合い入りすぎてない人がタイプです。

 

もしかして、なんだか相性悪いんじゃないかなーなんて考えていると、

 

彼「大丈夫ですか?」(案の定)

 

何がですか?と聞き返すと角が立つので、「大丈夫です」と返す私。

 

音楽も何もかかっていない社内で、話すことも思い浮かばず、相手男性もしゃべることもなくただただ時間が過ぎていきましたが、ふと横を見ると、異常に汗をかいている彼

私以上にこの沈黙をどうにかしないと、と思っていることは明白でした。

 

と、ついた先は浮世絵の展覧会

浮世絵の展覧会についたんです。(2回め)

 

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う、浮世絵、興味あるかなー

って考えてみましたが、サディスティックな地獄絵図の数々を見ていると、意外と面白いかも!

 いや、面白い!!

 面白いんだ!(自分に言い聞かせる)

 目をカッと見開いて見ましたが、やっぱり良さがわからない。

「どうでした?」と彼に聞かれても、コメントができないほど困ることはない

 流れる沈黙。繰り返す静寂。

 

でも、婚活って、実際はこんなもんです

 

 

Nさんと○○パスタでランチしました

 

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浮世絵を見て、次に向かったのは、ファミレス系のパスタ屋さんです。

 

 「どうですか?○○パスタは?」

 ○っ○○パスタ(店の名前)よろしく!てな感じでなぜか店の名前を連呼する彼。

 

Nさん、デート案を承認してもらいたいのかなあ

私のリアクションが薄いのかなあ...

などとも思いましたが、パスタ好きだけど、私の好きな感じのお店ではない。(どちらかというとハズレ。)

 

「おいしいです」(苦笑)

 

......以降また静寂に包まれます。

 

婚活でこういう状況は、婚活が長い方ならあるあるだと思いますが、皆さんならどうされますか?

 私はとりあえず、自分から話をします。(やればできる)

 話をしているうちに、相手に対する新しい発見があるかもしれないですしね。

 共通点を探して、趣味の話をしたりすると話が盛り上がらずとも、場を持たせることはできます。(と思う)

 

今回は共通のことが「お酒」だったため、ハイボールとおつまみについて、自分の話をしていると、「いいウイスキーを飲ませてあげる」と彼が話に調子づいた様子。

 今度は聞く側に転じることにしました。

 

 本当は何飲んでも違いなんてさほどわからないため、すごさもわからず、あらぬタイミングで「すごいですね」を連発。

人形のように機械的にうなづき続けます。

 

なので、男性も女性もこの「すごいですね」というワードには少し、注意した方がいいかもしれません。

 

見た目は和やかに過ごせたNさんとのランチ。

 

しかし、帰りの車でバレてしまったんですね。私が、彼に興味がないということを。

 なぜかというと、私が車の助手席の窓ガラスにへばりついていたからです。

 好意を抱いている男女は距離が近くなるはずが、私はへばりついていました。

 

なぜかというと、そこにはある理由があります。

 

それは歯周病の匂い」が彼からしたからなんです。私が匂いに敏感すぎるのも当然あるでしょう。

 会社の上司が同じ症状で、例外なく強い口臭を発する歯周病

 

「相手とキスできないと思ったら終わりだよね」

 婚活仲間である、友人が言ったその言葉が頭の中をぐるぐると回っていました。

 

行きと同じ、ショッピングセンターの駐車場についてお礼を言い、「じゃあ」と帰ろうとすると、 相手にも興味がないことがバレている証拠。

 これが最後だからと、彼は握手を求めてきたのです。

 

なんとなく握手を躊躇していると、

 「握手くらい、してください……!!」

 

声を荒げて言われてしまいましたので、握手しました。

怖かったことが一番印象に残ったことを覚えています。

 

でも、この言葉。当然、私よりも相手の方が傷ついているんですね。

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結婚に焦って無謀な出会いをすると、虚しくなったりと嫌な感じに終わることが多いんです。

そんなことをわかっている場合ならいいですが、うまくいかない婚活に悩んでいる場合はとかく目の前の出会いに必死になる傾向があります。

 

婚活は、いくら条件が大事といっても、無理をして、カップリングする必要はありません。

出会いの一つ一つには今回のように少なからず、責任も発生します。

婚活に限らずですが、出会いは難しいもの。うまくいかない婚活にも焦りは禁物です。

 

そのことを念頭に、また婚活を頑張ろうと思った出来事でした。